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【報告】平成27年8月29日(土):世界農業遺産スタディツアーin宝達志水町を開催しました
石川県、能登4市5町、関係団体で構成する世界農業遺産活用実行委員会では、平成23年度から世界農業遺産「能登の里山里海」の魅力を体験し、学ぶためのスタディツアーを企業とともに実施しています。 15回目となる今回は、ユニー株式会社とともに下記のとおり宝達志水町で実施しました。 ◆宝達葛会館での宝達葛の解説と試食 宝達志水町では400年以上前から葛粉が生産されており、宝達志水町の名産品となっています。 宝達葛生産友の会の佐藤さんに葛粉の作り方や歴史などを教えていただき、皆さん大変興味深く聞きいっていました。 また、葛粉を使ったオリジナルのデザートも試食させていただき、皆さん新たな発見が出来たようです。 ◆宝達山ブナ林散策と山の竜宮城展望台からの眺望観察 宝達山は能登で最も標高の高い山となっており、山頂付近は能登では珍しいブナ林となっています。 宝達山でガイドを行っている金津さんに、ブナ林が水源や生物の多様性にとって重要であることを教えてもらいながらブナ林を散策しました。 ブナ林を出た場所には山の竜宮城展望台があり、宝達志水町をはじめ、日本海まで一望できる絶景が広がっており、参加者の皆さんからは「また来たい!」との声が聞かれました。 ◆地元食材を使ったオムライス作り オムライスを初めて作った方が宝達志水町出身ということで、宝達志水町ではオムライスで町おこしに取組んでいます。 オムライスの郷実行委員の皆さんに作り方を教えていただきながら、親子で地元食材を使ったオムライス作りに挑戦しました。 オムライスを上手に包むコツも丁寧に教えていただき、皆さんキレイに作る事が出来ました。自分達で作ったオムライスということで、野菜嫌いの子供たちも残さず食べ、デザートには宝達志水町産のルビーロマンとスイカも登場するなど、大満足の昼食になったようです。 ◆イチジク収穫体験 宝達志水町は出荷量が県内一のイチジクの産地となっており、所々にイチジク農園があります。 押水いちじく部会の中森さんにイチジクの収穫方法などを教えていただいたあと、農園で収穫体験をさせていただきました。 たわわに実ったイチジクの中から食べごろのものを吟味して収穫し、その場で試食させていただきました。採れたての味は格別とあって多くの方がお土産に購入されていきました。
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