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【報告】平成27年3月7日(土):世界農業遺産スタディツアーin羽咋市・中能登町
石川県、能登4市5町、関係団体で構成する世界農業遺産活用実行委員会では、平成23年度から世界農業遺産「能登の里山里海」の魅力を体験し、学ぶためのバスツアー(スタディツアー)を企業とともに実施しています。 13回目となる今回は、ユニー株式会社とともに下記のとおり羽咋市および中能登町で実施しました。 ◆千里浜海岸 ポット砂像づくり体験 千里浜海岸では千里浜砂像協会の原田会長より千里浜の特徴を講義いただいた後、ポット砂像作りを行いました。 時折日が差すなど天候にも恵まれ、千里浜砂像協会スタッフのお手伝いのもと、皆さん夢中でお気に入りのキャラクターを彫り上げました。 ◆自然栽培体験と地元食材を使った昼食 邑知の郷公園のビニールハウスではJAはくいの粟木課長、自然栽培農家の廣さんより自然栽培の講義を受けた後、ミニトマトの種植えと春菊の収穫を行いました。ミニトマトの種を植えたポットは各自持ち帰り、自宅で栽培するということで、育て方のコツを熱心に質問するなど、今から収穫が待ちきれない様子でした。 また、昼食はJAはくい女性部の方々に準備していただき、自然栽培米のおにぎりや羽咋市産の野菜を使用しためった汁、廣さんが育てたベビーリーフのサラダなど、野菜たっぷりの昼食となりました。 普段は野菜の苦手なお子様も残さずきれいに食べられ、保護者も驚きの昼食となりました。 ◆能登上布「機織体験」と「しおりづくり」 中能登町の能登上布会館では、能登に古くから伝わる麻織物の能登上布「機織体験」と「しおりづくり」を行いました。 皆さん機織機は見るのも初めてということで、最初はぎこちない作業でしたが、中には教えていただいた能登上布会館の職員も驚くほどに上達され、あっという間に織り上げる方もおられました。 体験の後は、能登上布会館に併設された織物デザインセンターで様々な織物に触れ、繊維産地として歩んできた中能登町の歴史を垣間見るひと時となりました。
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