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【報告】平成26年9月21日(日):世界農業遺産スタディツアーin志賀町
石川県、能登4市5町、関係団体で構成する世界農業遺産活用実行委員会では、平成23年度から世界農業遺産「能登の里山里海」の魅力を体験し、学ぶためのバスツアー(スタディツアー)を企業とともに実施しています。 12回目となる今回は、アサヒビール株式会社とともに下記のとおり志賀町で実施しました。 ◆能登金時収穫体験 志賀町には砂地の畑が多く、サツマイモの栽培に適していることから、能登野菜の一つである能登金時も多く生産されています。当日は米沢農園で園主の米沢さんから能登金時の伝来や特徴、収穫方法、保存方法、調理方法などの説明を受けた後、能登金時の収穫体験を行いました。 ◆旧福浦灯台・福浦港散策 旧福浦灯台は明治9年に建造され、現存するものでは日本最古の木造灯台となっています。また、福浦港は北前船の寄港地として、かつては大変栄えた街であったことに参加者からは驚きの声が聞かれました。 富来観光ガイドの会・又次の案内で旧福浦灯台や金毘羅神社、福浦港の歴史を学びながら街並を眺めるゆったりとした散策となりました。 ◆「農家レストランむろたに」での能登の郷土料理・食談 地元の食材をふんだんに使った能登の郷土料理での昼食となりました。献立は能登のお祭りや法事の際に出される料理を参考に室谷さんがアレンジしたもので、参加者からは調理方法や食材の保存方法などの質問が出るなど、にぎやかな昼食となりました。 食後には金沢大学准教授の香坂先生と室谷さんによる食談も行われ、能登の食に興味を引かれるひと時となりました。 ◆「熊野工芸工房」での草木染め体験 手作り草木染めの製作活動を行っている熊野工芸工房で「絞り染め」の技法を使った藍染手ぬぐいの製作体験を行いました。ほとんどの参加者が草木染めは初めてということで、四苦八苦の作業でしたが、オリジナルの手ぬぐいがよいお土産になったようです。
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