世界農業遺産活用実行委員会では、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」において、地域を支える、暮らしに根差した生業や祭礼、伝統技術・文化、景観保全などに、長年にわたり従事されてきた方(「能登の里山里海人」)の地域に対する誇りや思いを、これまで培ってきた知識や知恵とともに、地元の高校生が「聞き書き(※)」の手法を用いて取材・記録し、その成果を広く地域と共有し、「能登の里山里海」の価値や魅力の再認識・向上につなげるとともに、地域の生業や伝統文化の継承・伝承に寄与することを目的とし、「能登の里山里海人の知恵の伝承事業」を実施します。
事業の実施にあたり、参加する高校生31名(14組)を対象に、以下のとおり「聞き書き」の手法を学ぶための研修(1回目の取材を含む)を実施します。
※「聞き書き」とは、話し手の言葉を録音し、一字一句すべてを書き起こしたのち、話し手の語り口でひとつの文章にまとめる手法です。
目 的 |
「能登の里山里海人の知恵の伝承事業」において用いる「聞き書き」の手法の習得 |
主催者 |
「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会 |
実施者 |
特定非営利活動法人共存の森ネットワーク(東京都世田谷区) |
日 程 |
平成24年11月16日(金)〜18日(日) ※一部生徒は、11月18日(日)〜19日(月) |
場 所 |
「春蘭の里」宿泊交流施設 こぶし (石川県能登町宮地) |
スケジュール |
※七尾東雲高校生徒以外のスケジュール(11月16日〜18日)
11月16日(金)
17時半:集合
18時:オリエンテーション
19時:夕食、交流会
21時:入浴、就寝
11月17日(土)
8時:朝食
9時:講義@(聞き書きの手法、インタビュー項目)
12時:昼食
13時:講義A(インタビューの準備、録音機の使い方)
14時:取材対象者の自宅を訪問(1回目のインタビュー、次回の打合せ、連絡先の交換、写真撮影)
※鹿西高校の参加生徒は、「こぶし」で取材の演習
18時:夕食
19時:実習@(インタビューの書きおこし)
20時:先輩の聞き書き体験を聞く
21時:入浴、就寝
11月18日(日)
8時:朝食
9時:実習(グループワーク)A(文章構成の仕方)
11時:講義B(2回目の取材と心構え、今後のスケジュール)
12時:集合写真撮影、解散
※七尾東雲高校生徒のスケジュール(11月18日〜19日)
11月18日(日)
8時半:集合(他校参加者と顔合わせ)
8時50分:オリエンテーション
9時:講義@(聞き書きの手法、インタビュー項目)
12時:昼食(他校参加者と写真撮影)
13時:講義A(インタビューの準備、録音機の使い方)
14時:取材対象者の自宅を訪問(1回目のインタビュー、次回の打合せ、連絡先の交換、写真撮影)
18時:夕食
19時:実習@(インタビューの書きおこし)
20時:先輩の聞き書き体験を聞く
21時:入浴、就寝
11月19日(月)
8時:朝食
9時:実習A(文章構成の仕方)
11時:講義B(2回目の取材と心構え、今後のスケジュール)
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お問い合わせ |
「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会(石川県里山創成室内)
電話:076-225-1478 FAX:076-225-1479 メール:satoyama@pref.ishikawa.lg.jp |